先週、建設常任委員会の先進都市研修として、福岡県の久留米市と福岡市に行ってきました。

 

久留米市では「浸水対策事業及び見える化プロジェクトについて」、また福岡市では「雨水整備レインボープラン博多について」、視察させていただきました。

建設常任委員会の今年度所管事務調査「浸水対策について」の調査の一環 ともいえます。

 

 

両市とも、これまで甚大な浸水被害があり、その対策を色々と講じてこられました。

対策の基本は、枚方市と同じで、まずは10年に1度の確率の大雨に対応できるよう、水路やポンプ場など、下水道施設整備を粛々と行うということが、まずひとつ。

そのうえで、近年多くあるようなゲリラ豪雨や、台風による大雨には、一時的に雨水を貯める、雨水貯留施設を設置し、対応するというものです。

その貯留施設、久留米市では、こんな施設↓
福岡視察1

一見すると、広いりっぱな陸上競技場ですが、大雨が降ったときには、このグランドに雨水を流入して貯めることができます。
その貯留量は約13,500㎥。

 

 
また、福岡市では↓
福岡視察4

これも一見すると、ただのグランドですが、ここに貯留するのではなくて、このグランドの下、つまり地下に、こんな空間が!↓
福岡視察2
神殿を思わすような柱がたくさんある、この一大地下空間が貯留施設であり、その貯留量は約15,000㎥!

中に入らせていただいたのですが、広々とした圧巻の風景でした。

 

 

貯留施設完成後は、該当地域における浸水被害は起こっていないとのことです。

博多地区では、平成11年、平成15年の大雨による浸水被害が甚大で、「3度目の被害は出さない!」との強い思いをもって、こうした対策に取り組んでこられました。

自治体としての、この強い思いこそが、災害対策に1番必要なのだということを、あらためて教えていただいたような気がします。

 
↓ちなみに施設の大きさがよくわかるよう、写真をとってみました。
福岡視察3

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